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「性同一性障害」など性的少数者の人権、セクシュアリティの多様性、クィア論、男女共同参画などや、そうした観点に引きつけてのコミュニケーション論、メディア論など、ご要望に合わせて対応いたします。※これまでの実績などは当ブログ内にまとめてあります

NPO法人SEAN主催LGBT支援【まいまい楽座】2015 [出演・イベントなど]

2015年度の【まいまい楽座】。
昨年度( http://est-tomorine3908.blog.so-net.ne.jp/2014-04-25_SEAN-MyMi2014 )と同等のパターンで、2015年度も実施です!


「男女」で「異性愛」!?
セクシュアルマイノリティとかLGBTって??
「あたりまえ」の性と「ありのまま」の性の間で揺れる人、それを支える人らが集って、カタツムリ(=「まいまい」)のように自由な性別の自己決定を認め合えるマイノリティの私の(my)の居場所にできるみんなで座って楽しくなれる場所となり、そうして「男女という社会制度」の既得権益だって解体しちゃいたいという心意気の催し【まいまい楽座】。
今年も思いのままを語り合いましょう。


◇当日のトーキングテーマは、座長からもいくつか用意しておきますが、参加者の皆さまのリクエストも取り入れて、いくつかピックアップしていきたいと思います。
みんなで話し合いたい話題がありましたら、ぜひお持ち寄りください。
例:
「LGBTあるある」
「カミングアウトの勘所」
「学校職場での小ワザ裏ワザ」
「そもそも性別って何?」…

◇◇

日程は
  7月8日(水) 18:30~20:30
  10月24日(土) 13:30~15:30
 2016年1月27日(水) 18:30~20:30
  …の3回(いずれか1or2回のみの参加もOK)

参加費 各回 1,000円 (中学生以下無料)

座長(チューター役)予定
 黒田 綾(whitchcommunication主宰/NPO法人SEAN正会員)
 佐倉智美(『性同一性障害の社会学』等著者/NPO法人SEAN理事)

会場 生きがい工房 (阪急高槻市駅徒歩3分・SEAN事務所ビル1F)


自分がセクシュアルマイノリティ(かもしれない)と思う人、そういう人が身近にいる人、その他セクシュアルマイノリティや自分のセクシュアリティに真摯に関心がある人、
遠慮なくどうぞ!

◆お問い合わせ・お申し込み(当日参加も可)は主催・SEANの事務局まで
 →
http://npo-sean.org/


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※地元で配布されている紙に印刷したチラシの一部に裏面の7月回の日付が誤っているものがございますが、オモテ面記載のものが正しい日付です。恐れ入りますがご注意のほどお願いいたします。


◇◇

(2015/07/09)
7月8日の第1回、昨年度からのリピーターや初参加の方おりまぜて、盛況のうちに無事終了いたしました(次回の10月回は上記のとおり土曜の午後開催です)。
アライ」や「当事者」という用語をめぐってや、セクマイフォビアの源泉はやはり男性ホモソーシャルの価値規準にあるのでは……といった話題も含めて、盛り上がりました。

◇◇

(2015/10/25)
10月24日の第2回も無事終了。今回もリピーターのほか初参加者もおられ、また「スペシャルコメンテーターとして佐倉満咲先生にもご臨席」いただき(!?!?)、多岐にわたる話題で盛り上がりました。
いつものように性的少数者にかかわる事項とジェンダー全般や「男性問題」「身体障害者」の諸問題との連関をはじめ、トランスジェンダーにとっての更衣室・公衆浴場モンダイや、フィクション作品中での「LGBT」の描き方はいかにあるべきか……等々、それぞれ思うところを語りかつ聞いて、各々何かを持ち帰ることができたのではないでしょうか(次回は上記のとおり1月27日(水)で、今度は平日夜開催となります)。

◇◇

(2016/01/29)
2016年1月27日の当年度3回めも盛会のうちに終了しました。
例によってカジュアルなトークからディープな話題まで、「男女で異性愛」を当然の前提としない空気の中で、楽しく有意義なひとときが持たれました。
(2016年度も今年度と同等のパターンで開催できるよう計画中です。決まり次第、新記事にて告知するようにいたします)


◇◇


『改訂版 ジェンダー・スタディーズ』にて章担当 [執筆・共著雑誌寄稿など]

  
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共著が新たに1冊、出版されました。

『改訂版 ジェンダー・スタディーズ
 ~女性学・男性学を学ぶ~(大阪大学新世紀レクチャー)

編著:牟田和恵

 ISBN-10: 4872594975
 ISBN-13: 978-4872594973

大阪大学出版会より、2015年4月刊行です。

税別 2400円。

公式解説は…
「人気講義「現代の差別を考える(女性学・男性学)」の13人の講師陣による,ジェンダーにかかわる知・学びへと誘う入門書決定版.「ことば・アートとジェンダー」「家族と性をめぐる変動と挑戦」「ジェンダー視点で考える社会制度・福祉」「グローバル社会とジェンダー」といった多岐にわたる断面から,基礎的な知識のみならず,その背後にある考え方や歴史,思想を習得するとともに,より深い考察に至ることができるよう構成されている.」
 ……となっています。


  


そしてワタクシ佐倉智美は、このうちの第7章「『性別』は『女と男』ではない ――多様な性の混沌を捕捉する」の執筆を担当しました。

第7章「『性別』は『女と男』ではない ――多様な性の混沌を捕捉する」
 §1:「性別」って何だろう?
  「女である」こと、「男である」こと
  「女らしく」「男らしく」しないと変なのはなぜ?
  社会が採用する「お約束」
  「女性学・男性学」の便宜的アプローチ
 §2:「性別違和」と性的少数者
  トランスジェンダーと「性別違和」
  望まぬ性別での生活
  性別を変える困難
  社会制度がもたらす障壁
  恋愛・結婚そして老いる
 §3:問題は「社会で」起きている
  男女二分社会と「性別違和」
  「性別」のあたりまえ
  セクシュアルマイノリティを「社会モデル」でとらえる
  誰もが「ありのまま」を生きる当事者
 §4:多様な性の深淵を探る
  セクシュアルマイノリティのわかりやすい説明を確認する
  セクシュアルマイノリティをわかりやすく説明する陥穽
  人が好きになるのは自分の好みのタイプの相手
  心に性別があるわけではない
  身体の性的差異を「性別」にしているもの
  「性別違和」も社会に起きている公共の現象
  多様な性の混沌はわかりやすくない
 §コラム
  ミッキーマウスはミニーマウスと同一人物!?


なにぶんにも全13章のうちのひとつという位置づけなので字数にかなりシビアな制約があり、仔細な解説や具体的な事例などかなり削らざるを得なかった部分も多く、説明不足感が否めないところもあるやもしれませんが、そのぶん内容が濃縮された、コンパクトにまとまっていて一気に読み通せる最新理論となっているのではないでしょうか。


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他の章も、興味深いテーマが目白押しです。

全体的に、基礎的な事項を総花的に羅列したというよりは、それぞれの切り口において深いところまで掘り下げてある、味のある1冊となっています。
大学での教科書として使う「ジェンダー入門書」という位置づけですが、上級者にも読み応えがあるところが「決定版」たるゆえんでしょう。

読んで損はないオススメのタイトルです。


◇◇


2015年度の大学講義予定 [出演・講演講師など]

2015年度も私・佐倉智美は甲南大学文学部の非常勤講師を務めることとなっております。
例年どおりジェンダー論の授業を分担します。
また、今年度は担当教員が集まってパネルディスカッション形式で内容を深化する回もあります。

 《シラバス情報》
『ジェンダー論』後期:木曜3限
第11回 ジェンダーと性的少数者(1) 佐倉智美
第12回 ジェンダーと性的少数者(2) 佐倉智美
第15回 まとめとディスカッション 西欣也・濱田智嵩・佐倉智美・東園子


大阪大学の全学共通教育科目『現代の差別を考える――女性学・男性学』も、やはり引き続き分担いたします。
なお、使用する教科書が今年度からリニューアルされた改訂版となり、私が授業担当するのに合わせて佐倉智美執筆章も新たに設けられています(次記事参照)。
やっぱ事実上はさしずめ「特任非常勤講師」みたいなもんですネ(^^)。

 《シラバス情報》
『現代の差別を考える――女性学・男性学』前期:金曜1限
【 8:性は二つじゃない 】佐倉智美


帝塚山学院大学でのジェンダー論授業(前期:火曜)のゲスト講師にも例年どおり行きます。
やはり引き続き事実上「特命非常勤講師」(^^ゞ


◇◇