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リアル2015年の京都駅ビルにいよいよ秋がはじまる [プチお知らせ/日々の小ネタ]

さて、前記事のとおり、先日は滋賀県の人権問題集合研修にて講師を務めたのですが、午前中におこなわれた研修会を終えた大津からの帰り、京都駅で降りて、昼食などを兼ねて駅ビルあたりをひとまわりしました。


……のですが、この2015年の京都駅といえば、作中設定で西暦2015年が舞台の小説1999年の子どもたちの、これまた今まさにリアルな現場ではありませんか!

せっかくなので、おもだったスポットをチェックしてみることにいたしました。
さしずめ「ザ・ステーション聖地巡礼」というところでしょうか(^^ゞ


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まずはJRの京都駅の西口
南北自由通路に面した改札口です。
小説『1999年の子どもたち』作中では何度か登場人物たちの待ち合わせ場所になっています。

第1巻のプロローグ部分も「みんなで京都駅周辺で買い物」というシークエンスなので、ほぼいきなりここに主要キャラが集合することになります。
物語が大きな転機を迎える第4巻でも、11月の3連休の1日目の満咲と歩美がここで落ち合いますし、クリスマスには………なのです。

また、南北自由通路は、改札内の乗降や乗換の通路としての跨線橋と、改札口でその内外に仕切られてはいますが、施設としての構造上は一体となっています。
第6巻で関空特急はるかに乗る歩クンがスーツケースを引っ張って移動しているのは、この写真の奥の改札口より向こうのほうということになります。

なおこの写真でフロアが化粧タイルになっている手前の部分は2008年に増築されたもので、「時の灯」と呼ばれるこの広場の左右には商業施設がコンパクトに配置されており、利用客の便宜に供されています。
じつは『1999年の子どもたち』初出執筆当時は、この増築前なので、執筆イメージとしては、この部分は想定されていなくて、みんな南北自由通路の端の壁際に集まっていたりもします。


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したがって、跨線橋である南北自由通路のこの西口前から、このように列車を見下ろす位置も、じつは増築分だけズレていることになります。

そういう事情なので、小説の当該箇所を、この現実の2015年の現状に合わせたイメージで読むと、若干の違和感もなくはないかもしれません。
大きな差し支えはないんですが……。
それから、小説でのクリスマスの待ち合わせ時のように、底冷えのする真冬の宵には、ここが実際にはどのくらい寒いのかについては、特に増築後については未検証です。

ともあれこの「時の灯」は、京都駅での待ち合わせ場所としては、わかりやすい・売店やトイレも近くにある・時計もある等の理由でおすすめです。


 《参考》JR西日本・京都駅構内図
https://www.jr-odekake.net/eki/premises.php?id=0610116

 《参考》京都駅ビル 公式サイト
http://www.kyoto-station-building.co.jp/index.htm


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続いて駅の北面、京都駅ビルです。
駅の烏丸中央口を中心に巨大な吹き抜け空間が広がっているのが特徴です。
それを東側の烏丸小路広場から見下ろすとこんな感じ。


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烏丸小路広場の吹き抜けから北側に顔を向ければ、京都タワーも目に入ります。


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吹き抜け西側の室町小路広場に移動しました。


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同様に京都タワーが見えますが、烏丸小路広場からとのアングルの違いがわかります。


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そしてこの室町小路広場から西の上空へ向かって伸びる、京都駅ビル名物「大階段」。
『1999年の子どもたち』作中で青木太陽クンが語る来年の文化祭に向けて制作する特撮映画『21世紀の新選組』の構想においては、ここをモビルスーツが階段落ちするというアイデアも(^o^;)


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空中径路のほうから見下ろした大階段の全容はこんな感じ。
大階段空中経路は、作中では詳述されていなくても、登場人物たちが駅ビルを訪れた際には立ち寄っているものと考えてよいでしょう。
ちなみに大階段をのぼりきった最上層の屋上階は「大空広場と葉っぴいてらす」と名付けられています。


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大階段の上のほうから室町小路広場を見下ろすとこんな感じです。


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室町小路広場にはイベント用にステージも設えられています。
『1999年の子どもたち』第4巻ではクリスマスコンサートがおこなわれることになっています。

またここは例の『響け!ユーフォニアム』(武田綾乃 宝島社文庫)と微妙に舞台カブりを起こしている場所のひとつでもあって、先方では第3巻にて秋の駅ビルコンサートにおいて主人公ら北宇治高校吹奏楽部が、他の強豪校とともに演奏を披露します。


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大階段を客席代わりに座った観客の目線だと、こういうふうに見えるのではないでしょうか。


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さぁ、そうして烏丸小路広場室町小路広場を吹き抜けの南側でつなぐ回廊が「南広場」ということになります。


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『1999年の子どもたち』第4巻では満咲と歩美が昼食に、テイクアウトしたハンバーガーをここで食べながら親交を深めるのです。


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このベンチに2人が座ることになるのでしょうか?
作中設定の2015年11月の3連休は、リアルにもう再来月です!


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そんな2人の親密度UPイベントを、背後で京都タワーが見守っていたわけですね。
京都タワーは、作中で特段の大きな意味を込められているわけではありませんが、最終巻である第7巻のクライマックスでは、満咲と理素奈が問題解決への道筋に希望を見出すことができたタイミングで(東京ディズニーリゾートへ行った復路の)新幹線の窓から見えるランドマークという役割を担っています(ちなみに往路は京都駅前から夜行高速バスに乗っています)。


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というわけで、小説版の2015年度では秋以降に、この京都市街地での重要展開が目白押しとなるわけですが、はてさて、ひるがえって現実世界のリアル佐倉満咲さんなどは、いったいどんな高校生活を過ごすのでしょうか。

今日のこの(空中経路の展望スペースからから望む)比叡山もくっきりと見える平安京は、夏の名残りと秋の気配がせめぎあう空の色の下で、穏やかにたたずんでいるのでした。

 

  

§全7巻で、京都駅西口が2度かかわる晩秋~クリスマス編は第4巻


 



滋賀県教育委員会の人権研修にて講師 [出演・講演講師など]

2015年9月11日(金)、
滋賀県教育委員会/滋賀県人権教育研究会
 人権問題集合研修にて講師を務めました。

LGBTと教育現場
 ~性的少数者の視点から~

先月の八尾の場合と同様、教育現場での取り組みを喫緊のテーマとする機運の高まりの中で、県内各地から100名ほどの各所属先代表の方などがご参集され、熱心にご聴講いただきました。

ちなみに今回の研修会は、まずは映画『 Coming Out Story 』を鑑賞し、しかる後にワタシがしゃべるという構成だったのですが、あの映画よくできているので、ワタシの話すことが半分くらいなくなってしまう結果、逆に時間配分が難しくなって、結局終盤は押し押しに(^^ゞ


なお今回、会場は滋賀県庁(大津市)だったので、高層階からは初秋の色合いの琵琶湖を望むことができ、湖国の風情を感じることができました。