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九州旅行の新フェイズ「夏の母娘男旅2017」はまたも受験で春実施 [プチお知らせ/日々の小ネタ]

さて、今年度は伊豆方面へ出かけました毎年恒例、佐倉智美・佐倉満咲の親子が行く「夏の母娘男旅シリーズ。
来年度は、満咲が大学受験の年に当たっていて夏は慌ただしいでしょう。
高校受験の年の前例に鑑みると、春に実施が妥当なところとなります。

そこで、いろいろ検討した結果、2017年3月某日、行ってまいりましたノ

……「夏の旅行」が春実施;
それどころか2017年度分なのに日程は2016年度中かよ…、というツッコミはナシで(^^ゞ

そして行き先は――。

満咲本人曰く「九州へ行って太宰府天満宮にお参りしたい」。

なるほど、それなら「学問の神様」からご利益を授かるとともに、九州北部の歴史の痕跡に触れる旅にもなりえます。
受験生としては殊勝な心がけです。

近年は「男旅」がすっかり「オタク旅」になっているなどという批判もあり(…どこから!?w)ましたが、これならむしろ非常に王道の観光旅行だとも言えるでしょう。


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というわけで、山陽新幹線、西へ。
まずは博多駅へ向かいます。
ちなみに九州へ行きたいなら「JR《福岡》駅」は決してめざしてはいけません……………と思ったけど、北陸新幹線開業にともなって第3セクター化されたためにあの「福岡駅」はもうJRじゃないのか;


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博多駅に到着すると、まず印象に残ったのが独特のネーミングセンスの商品の広告。
剥かなくてよい蜜柑だから「むかん」て;
……好きやワ、このセンス(^o^;)ノ
(ちなみにワタシとしては2011年2月以来の博多駅周辺来訪になりますね)


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到着後の腹ごしらえは牧のうどん
出汁を足すことで麺が膨れてお腹いっぱいになれる、なかなかの高コスパ


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博多駅前バスターミナルビルのトイレ、男女別トイレの手前にバリアフリートイレ2ブースがある構成です。


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福岡市内の歩道には志賀島で発見されたあの(日本史の教科書にも載っている)「金印」モチーフのオブジェも。


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昨年の「陥没」現場。
いちおうは修復されていますが、歩道と車道を区切る柵が仮設なあたりがいまだ生々しさを醸し出しているのかも。
受験生的には、ここの「落ちないセブンイレブン」も重要スポットですネ(^^)。


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その他、博多の市街をひとまわりすると、櫛田神社赤煉瓦館、あるいはキャナルシティなどをはじめ、いろんな観光スポットがクリアできます。屋台の味も楽しみたいところ。
「天神」の地名の由来でもある水鏡天満宮は、やはり菅原道真ゆかりの神社ですゾ。


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そうしていよいよ太宰府。
バス、電車ともに西鉄が特別デザインの車両を運行しています。


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天満宮の参道。賑わってます。

 太宰府天満宮公式サイト


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名物・梅が枝餅なども賞味しておくべし。


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そして参詣。
あと、ここまで来たからには境内から専用のエスカレーターでアクセスして国立九州博物館も見学しておくのが外せないでしょう。

 国立九州博物館公式サイト


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さて、所期の目的は達成したとはいえ、せっかくここまで来たので、もう少し足を伸ばしてみましょう。


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まずは大刀洗
旧駅舎を活用した、この「レトロステーション」は懐かしの昭和レトログッズなどが多数でしたが、元々は私設の平和記念館だった名残りも多々見受けられるところです。


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そして現在では道路を挟んだ向かい側に公設の平和記念館があり、本物のゼロ戦などが展示されています。
戦時中、この周辺に陸軍の飛行場などの軍事施設があり、いわゆる特攻隊の出撃を見送った場所でもあることに由来しています。
ゼロ戦以外は写真撮影不可なので上手く言えないのですがB29の実際の大きさを模したオブジェが展示されているのは空襲の怖さを実感するのに有用でした。

 大刀洗平和記念館公式サイト


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さてさて、続きましては、西のほうにも足を伸ばして佐賀県域、唐津にも訪れてみることにしました。


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鏡山温泉茶屋[美人の湯]にて温泉につかった後は…


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食事処でカツ丼堪能。


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………やっぱり「オタク旅」なんじゃねーかぃ!! (^^ゞ
アニメ『ユーリ!!! on ICEでの主人公・勝生勇利の故郷・長谷津のモデルが唐津で、この温泉茶屋は勇利の実家「ゆーとぴあ かつき」という設定の場所。 → アニメ『ユーリ!!! on ICE』公式サイト
※許可を得て撮影しています


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唐津駅も聖地巡礼者を迎える態勢が万全です。
駅にある観光案内所も激プッシュしているばかりか、アンケートに答えると特製聖地巡礼マップももらえます。
てかもぅ唐津市だけではなく佐賀が乗り出してコラボ展開してるわけですね。


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いわゆるエキナカ店舗でもコラボ展開中で、グッズも売ってました。


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というように『ユーリ!!! on ICE』の経済効果はすざまじく、唐津神社には痛絵馬がいっぱい;


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こちらは京町商店街(作中の久町商店街)。
アーケード街と交差する道のほうも良い趣の町並みでした。


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唐津くんちの曳山が有名な唐津を、かくしてアニメがきっかけで訪れることになったのもまた一興。


そんな、この2017年春先の「夏の母娘男旅」。

今回、九州を巡って思ったのは、自分にとっての九州旅行は、2013年の「タイムマシンでやってきた18年後さえ超克して、もはやまったく新しいフェイズに入ったのだなぁということ。

娘・満咲の成人も視野に入ってきた今日このごろですが、そうやって人生は続いていくのでした。


◇◇


「彼らが本気で編むときは、」親子鑑賞会 [プチお知らせ/日々の小ネタ]


 1702KareramuA.jpg◇◇


荻上直子監督の新作オリジナル映画『彼らが本気で編むときは、の劇場公開が先月より始まっています。

本作は、ジャニーズ俳優である生田斗真がリンコというMtFトランスジェンダーの役を演じるということで、公開の前から話題になっていました。

 →『彼らが本気で編むときは、』公式サイト
   http://kareamu.com/


セクシュアルマイノリティが登場する映像作品は、今では珍しくはありませんし、その描かれ方も時代を追うごとに洗練されてきています
(アニメと実写では一概に同列に扱えない側面もありますが、プリパラ』のアニメなどがその最前線だというのは、否定できない事実でしょう)

一昔前によくあったようなステレオタイプな「オカマ描写」は、今日の基準ではいちじるしくポリティカルコレクトネスを欠くものなのだ、という共通認識は、着実にこの社会の標準になってきています。
ただ、それでも油断すると「翠星のガルガンティア5話問題」のような事案に突然出くわしてメンタルを削られることもないではないので、まだまだ道半ばではあるのでしょう。

そんな中にあって、この『彼らが本気で編むときは、』は、荻上監督や演じる生田斗真氏以下制作側が、各種の現実的制約とも丁寧にすり合わせをおこないながら誠実に努力を積み重ねた成果が現れているように見受けられます。
結果、作中のリンコは、絶妙の人物像で描き出されています。


 


……コレはぜひ観に行かねば。

そう思っていた3月上旬。
学校の期末テスト(高2の学年末テスト)が終わって肩の荷をおろした矢先の我が娘・満咲が「観に行きたい」と言ってきました。
なるほど、性の多様性にかんして人並み以上に関心がある一方、ジャニオタでもある満咲としては気になる作品だというのは自然な流れでしょう。

あぁ じゃぁ行ってきたら?

ところが、なんでも映画の内容が内容だけに、ここはゼヒともワタシといっしょに観て、鑑賞後にいろいろ感想などまじえてディスカッションしたいのだそうです。

………なんでやねん(^^;)

まぁ、そのへんはある意味しっかり親の背中を見て育ってくれてる証拠だということで、頼もしいというか喜ばしいというか……;
いゃ、ただ単に親といっしょに行けば代金を出してもらえるだろうという魂胆かもしれないが!

…とはいえ、私たち親子がそろって客席にいるというのも、スクリーンに映し出されているフィクションと、その外側にある現実世界のクィアファミリーの実相が呼応するという点で、メタ的なオモシロさはあります。

もしも生田斗真を目当てにやってきた「ミーハーなジャニオタ」のような観客がもし本当に来ていて、終映後に
「あんな人ホンマにおるんかなぁ…」
「ウチの親がああやったらどんなんなんやろ??」
 のような無邪気な感想を述べ合っていたら、それを耳にしながら
「(ココにおるでぇノ)」
「(ウチあんなんやでェ、デュフフフ~♪)」
 と意地悪くほくそえむのもオツなものです(!?)。


 ☆ 


というわけで、2017年3月某日、近隣のショッピングモール併設のシネマコンプレックスにて、「『彼らが本気で編むときは、』親子鑑賞会」を実行してまいりました。

思えば『ぼくのバラ色の人生』は梅田ガーデンシネマまでわざわざ足を運ばないと(近場には)他に上映館はなかったと記憶しています。『トランスアメリカ』もたしか京都市内のミニシアターまで出かけたはずです
(去年の『リリーのすべて』(←スミマセン 見逃してます;)は、そのへんの事情どうだったでしょうか??)。
それが、こんな日頃の立ち回り先であるショッピングモールにあるシネコンで、こうした《トランスジェンダー映画》がこともなげに上映され鑑賞することができるとは、なかなか時代は進んだものです。

なお、実際に劇場に入場してみると、行った曜日や時間帯のせいもあるのかもしれませんが、客層はジャニーズ系というよりは、わりと「訓練された」感がある人が多い気がしました。
人権センターの職員です」という雰囲気の人たちや、あとは私たちと同様にリアルセクマイオーラを出しているのがそこはかとなく感知できたり;

補足しておくと、インターネットを少し検索したところでは、いわゆるジャニーズ・生田斗真をきっかけに本作に関心を持ったと思われる方々にあっても、その鑑賞後の受け止め方がじゅうぶんに真摯な感想は多く見られ、本作の訴えようとするところはしっかり伝わっているように見受けられました

そうして上映――。

……なるほど!

ネタバレにならないよう詳しくは述べませんが【とはいえ以下、若干はネタバレが含まれます】、細かいところまで丁寧に目配りされた、いろいろよく行き届いた仕上がりの映画です。

たしかにリンコについての各種描写は映画としての各種表現のための事情から一定の類型を適用してありました。
したがって、これがトランスジェンダーの標準像だという誤解を観客が抱いてしまうと、性的少数者への誤った認識が広まってしまうという危惧は一蹴されるべきではありません。
しかしそれは本来は観客側のメディアリテラシーに依存する問題です。

総体的にはよく配慮された表現で、むしろ従前から一般社会には根強かった偏った「オネェ」イメージを覆して、適正な理解により近い認識を促す方向に作用すると思われました。
その点では、どうしても作品として仕上げるうえで捨象されてしまう要素があるために誤解を招きかねないリスクよりも、全体として、この作品が公開され多くの人々の目に触れることが、セクシュアルマイノリティにとってより良い方向に社会を動かす効果のほうが高いと判断できました。

もとより、この映画の主人公そもそもリンコであるというよりは、母親が育児放棄で家を空けてしまったために、叔父のマキオ(演:桐谷健太)を頼って身を寄せることとなった小学5年生の少女トモ(演:柿原りんか)のほうです。

トモの学校の友人にもゲイの同級生カイ(演:込江海翔)を設定するなど、性的少数者への根強い偏見の問題も織り込まれた作劇なものの、それに加えて、問題家庭・育児放棄・児童虐待の問題、いわゆる毒親など親子の確執、あるいは介護施設や認知症をめぐっての老人問題なども視野に入れたストーリーは、すこぶる多面的で複層的です。

そうした中で、トモがリンコと出会うことで、最初はぎこちなくコミュニケーションを取りながらも、しだいに打ち解けて、やがて互いに互いが大切な存在になっていく。
こんな、叔父も含めて3人での共同生活は、ひとつの家族の形でもあるのではないか……?

そんなふうになかなか複雑で深遠な、心に訴えるポイントが周到に随所に仕込まれた映画だったと言えます。

それゆえにラストも、問題がすべてめでたく解決するハッピーエンドにはならず、ある意味 後味はビミョ~な感じです。

しかし、世の中にはいろんな人がいて、各々どうしようもない煩悩を抱えて生きていて、それぞれの業はすこぶる深い。
そんなどうにもならない現実の中で、結局は誰もが手探りで生きていくしかない……。

その意味では、安易に中途半端な解決を描かない方針は、むしろ誠実です。
終映後の観客に向けて、ヒントだけは示したから、あとは現実世界に持って帰って、現実世界の何かを何かを解決するためにせいぜいいろいろ考えてね~ ということなのでしょう。
そういうタイプの映画なんですよ、コレは。


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そんなこんなで、終映後のワタシと満咲は、ショッピングモール内のフードコートに移動して、「親子鑑賞会」プログラム後半のディスカッションをひとしきりおこなうこととなりました。

「ぃや~、生田斗真 絶妙やったわー」

「アレはじつに高度なバランスでの成立を実現してたナ。介護施設でフツーに勤務しているくらい女性としては自然な立ち居振る舞いを身につけているMtFトランスジェンダーとして自然なキャラでないといけない一方、人々の偏見にさらされるという作劇上の必要や観客にも一定の違和感は与えないといけないという演出上の要求という、相反する条件をクリアしないといけない難しさがあったところを……」

「リンコとトモが、だんだん仲良くなっていく様子の描き方も細かかった。最初は『トモちゃん』だったのが『トモ~』になっていったり」

「そやったか。…最初は唐突におっぱい触ってみさせようとしたり、演出意図をはかりかねるくらいぎこちなかったのに」

「いっしょに編み物するようになったり…」

「ちなみに、リンコの編み物とか、あと料理も上手で、全般的に家事能力が高かったり、あと介護の仕事で見せてるような細やかな心配り。こういう女性的とされる特質は、あくまでもリンコがそうであるというだけで(トモの実母と対比的に位置づける作劇上の都合もある)、ココを《やっぱり心が女だから》みたいに解釈する人がいたらちょっと困るかな」

「………あ゛、料理とか編み物とか細かい心配りって《女らしい》ことなんや(・・;」

「……………;(ぃや、オマエの感性のほうが正しいんやけどナ(^^;))」

「気持ちが塞いで押し入れに引きこもってしまったトモに糸電話で語りかけるリンコ……という場面も好き」

「ちなみに押し入れといえば《クローゼット》。いわゆるセクシュアルマイノリティが引きこもる場所なんやけど、あのシーンではリンコのほうがクローゼットの外側にいるという逆転が良い味を出してるんやないかな」

「それから、みんなでお花見ピクニックに行くとき、自転車で競争みたいになったとき、リンコが気合い入れたら『ゥオ~っ!』て男っぽい声を上げるやん?」

「あったね」

「アレもリアルやと思った。人は誰でもそんなに簡単に女とか男とかの2つに割り切れへんもんなんやから…」

「わかる。女らしくせねばと汲々とは必ずしもしていないリンコのキャラに深みが出る演出やった(……ソレ、家ではワシがよくあんなふうに叫んでるってことか!?)」

「同僚の介護士さんの、結婚準備が大変ってトークもオモシロかったくない?」

「《結婚=シアワセ》という短絡に乗らずに、上手いことズラしてあったね」

「……編み物で編んでたのが《男根のメタファー》やったけど、アレってやっぱ供養したいもんなん??」

「んー、人によって思いは違うやろうけど、やはりフクザツな気持ちはあるやろうし、かつての自らの煩悩の数々が収斂する身体部位である……という側面がある場合は多いかも。ワシもそれなりに思い入れはあるかな」

「なるほど……。でも(リンコが急に事故で入院した)病院のシーンはシビアやったなぁ」

「あの展開は唐突感もあったけど、トランスジェンダーが直面しがちな問題としては、描きこまれる意義はあったね。………ちなみにああいう場合ワシもまだ、男部屋に入れられる可能性あるけど、個室はフツーは1万円未満からあるはずやから(それでも結構な出費なものの、入院費用補償の医療保険で賄いうる)」

「桐谷健太(が演じるマキオ)がきちんと抗議してるのもよかった。……物語全体として他にもいろいろ厳しいことが起こる中で、あの人がブレずに常にリンコのありのままを受け入れてるのが、映画全体に観客の安心感を提供してたんとちゃう?」

「せやな……。あと、他にも細かい演出いろいろあったけど、思わず落涙しそうになったのが、カイが自殺を試みたときに睡眠薬の錠剤を魚の形に並べるやん、そのときに目玉のところにだけ色の違う粒を置くという描写。アレは(レオ・レオニ作の絵本で日本の国語の教科書にも採録の)『スイミー』の話を下敷きにしてると思う。つまりみんなと違う特徴を持つマイノリティにも存在意義があるという寓意の…」

「そうかぁ、アレそういう意味か」

「で、終盤のトモがカイにいろいろ話しかけるシーンは、ちょっと口が悪いくらいのトークやったけど、あれは、トモとカイの気持ちがより近づいたことを示してると解釈していいんかな」

「そうやと思うデ。締めにはトモちゃんが『ゼッタイにゼッタイに……』と言うの、あそこは心強かったし」

「あそこまでに、トモちゃんが、いろんなことを経てエンパワーされたことがうかがえたね(だからラストが問題山積のままでも希望は示されてる)」

「あの(ラストシーンの)後、いったいどうなっていくんかなぁ……」


………などなど;

話題は尽きなかったのですが、大きなネタバレを避けると紹介できるのはこれくらいになるでしょうか。


 ☆ 


あと、ツイッターでもいくつか関連のツイートをおこなっていますので、参考になりそうなものを以下に貼っておきます。

一昔前は、こうした実写作品でのトランスジェンダー役はFtMもMyFも女性俳優が演じてたものだけど、このところの男性俳優によるMtF役の流れは、やっぱ時代の進展であり、往年のステレオタイプで偏見助長的な「オカマ描写」からは一皮も二皮も剥けた洗練された演出だと言えるのでは

チラシの説明文、きちんとMtFトランスジェンダーを「女性」として扱った書き方がしてあるあたりにも好感度が高いのだ

と、場面カット集に肝心の(?)生田斗真の写真がない。まさか「女装した男性の姿を不快に思う人もいるから」というような過剰に先回りした「配慮」か!? いゃぃや、もしもそうならそういうのを差別と言うんだよ。そういう腫れ物にさわるような対応がイチバン良くないだろうに… →続く

その上で一例を挙げれば、働き方を含む男性の生きづらさが問題として俎上に上る今日、会社一筋で仕事だけが生き甲斐だった男性が定年後に認知症になって施設になったらこんな感じなんだろうなぁ…という様相を上手に切り取って作品に包摂しているのは、巧みなつくりだなと思ってました

ぶっちゃけ、『彼らが本気で編むときは、』は、30年前の映画『ゴンドラ』(RT)に田亀源五郎『弟の夫』的なコンセプトを加えてリメイクしたもの……に見えたんだ

……ところから『彼らが本気で編むときは、』は『小林さんちのメイドラゴン』を補助線に当てて読み解くのも良手ではないかと思った。
トモとカンナを、両親から育児放棄されて家を追われた少女がツテを頼った世帯のもうひとりの同居人が非常に個性的だった…という共通項で括ると


というわけで、セクシュアルマイノリティの存在をも描き込みながら、人がそれぞれ生きていく困難を多角的に映し出し、家族のありようについて深く考えさせられる物語を展開した『彼らが本気で編むときは、』。

この2017年を代表する名画が誕生したと言えるのではないでしょうか。


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※本記事中の画像は映画館で配布のチラシ


◇◇


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謹賀新年2017 [プチお知らせ/日々の小ネタ]

1年がたつのなどあっという間で、いつしか2017年の1月となってしまいました。

みなさま、新年おめでとうございます


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  ※イメージです


ここ何年かは(昨年2016年も)、こうした念頭のご挨拶の際には「今年こそ新刊を上梓したい」旨を述べたりして久しいのですが、いまだその言の実現を見るには至っていないのが、誠に恐縮であり遺憾なところではあります。


ただ、昨年2016年においては、別途で執筆・寄稿した原稿が、いくつか本の形になっているので、さしあたりそちらをもってご容赦いただけると幸いです。

 河出ブックス『1980年代』の「アニメ」のコラム執筆

 → 関西社会学会の学会誌に「書評」書きました

 → 青土社「ユリイカ」に寄稿しました


………全部ポピュラーカルチャー系の話題だ(特にユリイカはアイドルアニメの特集)というツッコミはナシで(^^ゞ


では、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

  

 

◇◇


『響け!ユーフォニアム2』舞台を対岸の京田辺市から訪問する [プチお知らせ/日々の小ネタ]

「お久しぶりです。佐倉智美 著・小説『1999年の子どもたち登場人物の佐倉満咲です♪」

「どうも。満咲の《》です」

「……って、ほぼ作者本人やん;」

「いゃぃや、ワシはあくまでも小説の登場人物であって、現実の作者との間にはワンクッションあるのじゃよ。貴様が実在のリアル満咲ちゃんとは存在の位相が異なるが如し」

「まぁ、そらそうなんやろうけど……」


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「というわけで、本日は京都府宇治市内の山間部にある宇治市総合野外活動センター[アクトパル宇治]からお送りしますノ」

「なんでここなん!?」

「そらオマエが、この天気も良い秋の祝日、学校の中間テストも終わってほっと一息、暇そうにしてたから、ちょっとドライブがてら出かけてきてやったんやろぅが」

「そぅじゃなくて、ここは先日放送されたアニメ『響け!ユーフォニアム2』の第2~3話で吹奏楽部の夏合宿の場所だったところだよね!? どうしてその舞台探訪、いわゆる聖地巡礼なのか……って!」

「まぁまぁ。リアル作者とリアル満咲ちゃんも、この夏の旅行の行き先はアニメの舞台探訪だったことだし……」

「………結局ボクたち、『響け!ユーフォニアム』シリーズ関連の話題をブログ記事にする際には、この形式で出演させられる運命なのか;」

 →「秋のお知らせブログ編『響け!ユーフォニアム』を隣の城陽市から検証する

 →「『響け!ユーフォニアム』を隣の城陽市から検証する

 →「響けユーフォニアムがエースをねらえよりむしろプリキュアに似てる件!?


  

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アニメ公式サイトより)


「なにせここは、クルマだとウチ(じつは京田辺市内に相当。現実のリアル作者の居住地とは異なりますから第二京阪と京滋バイパスで[八幡東インター]→[久御山ジャンクション]→[笠取インター]とスグなので、この際、来ないテはないやろぅ」

「まぁたしかにドア・トゥ・ドアで約30分ってところだったけどね。高速代はちょっとかかるけど、駐車場は無料でじゅうぶんな広さだし、『響け!ユーフォニアム』メイン舞台の宇治市街地の探訪よりも手軽かも……。ただクルマないと来るの難儀しない? ってかココ路線バスすら通ってないんじゃ!?」

「まぁ合宿で何かに打ち込むためにカンヅメになるには最適な環境とも言えるやろ」

「…良くも悪くも逃げ出せない;」

「あと、ここまで高速を降りてから基本1本道で数分走れば着くのは[笠取インター]からなんやけど、[笠取インター]は大阪方向からの出口と大阪方向への入り口しかないハーフインターチェンジゆえ、逆方向からだと[南郷インター]との間をちょっとうねうね走ることになるのと(どうしても名古屋方向から[笠取インター]を利用したい場合は、瀬田で京滋バイパスに入らず、いったん名神高速で大山崎まで行ってから京滋バイパスを戻ってくるという大ワザもないではないです。ただしその場合は《大山崎ジャンクションぐるぐる》という罠があったりします)、[笠取インター]は車線変更禁止の宇治トンネルを出るとすぐのところにあるので、利用するにはあらかじめ宇治トンネルに入る前から左車線を走っておくのが無難なのに注意ナ」」

「………さすが、普通免許歴32年(^^;)」

「というわけで、施設内をいろいろ見ていくと、アニメに登場した場面がなかなか再現度高かった感あるね」

「やるなぁ、京都アニメーション

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「施設側も、アニメを見て訪れる人への対応に余念がないし」

「おぉ、聖地巡礼者用の交流ノートもある」

「……《佐倉満咲 参上っ!》て書いとくか? ちなみにリアル満咲ちゃんは沼津でそう書いてきたらしいゾ」

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「敷地内ではいろいろ野外活動もできるよう整備されてるし、なかなかよくできた施設だね。学校関係の団体利用に限らず、家族や少人数グループでの利用にも好適かも」

「有料のサービスも使いでがあるけど、受付簿に記入だけすれば、あとは散策やピクニック的なことは無料で自由にできるんだよね。空気もおいしいし、これはオールシーズン使えるねぇ…」

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 →「アクトパル宇治」公式サイト
http://www.actpal-uji.com/


「前述のとおりクルマがないと来にくいから、高校生どうしのデートで利用とかはハードル高いけど、大学生になったら仲の良いみんなで来てみたら?

「……《大学生になったら》かぁ; イイけどソレ、また受験ってことやんなぁ」

「デュフフ…、今月半ばの三者懇談が楽しみやねぇw」

「す、数学の宿題、2年生になってからはちゃんとやってるから!!」

「………そういやオマエ、しれっと高校2年生してるけど、小説本編のラストの後どうなったんや!? ベルリンから無事に帰ってきたんか?? ドイツの金髪美少女2人ほどいっしょに帰ってきて日常系の2年生編になるとかいうウワサもあったけど(第5巻、巻末トーク参照)」

「そのへんはリアル作者を問いたださなアカンかな;」

「あと外伝・理素奈編(第7巻)での2019年時点の記述の中に理素奈チャンの友人が大阪医科大学に通ってるってあるの、あれもしかしてオマエ? ……医学部の学費となると、出せるかなぁ;」

「あれは可能性としてはボクかもしれないけど、どちらかというと祥一っぽい気がする。……太陽のやつは医者ってガラやないし」

  


「まぁ、とりあえずリアル作者はリアル満咲ちゃんに、自分が行きたいと思う進路に進むように言ってはいるらしいデ」

「わかった。ボクももう少し考えるヨ……。ぅ~ん、それにしてもボクたちは時の流れに沿ってもう2年生なのに、『響け!ユーフォニアム』の中ではまだみんな1年生なの、ちょっとズルい(^^ゞ」

「あっちはアニメ1期と2期の間が開いてたからなぁ…(てかオマエも小説本編の中ではずっと1年生やろが;)。それに進路にまつわる話は、向こうでは原作だとすでに1年生の段階で出てきてるデ」

「いゃ、進路だけじゃなくて、なんていうか高校生活もあっという間やなぁ……と思って、ちょっと切ない」

「……アニメ『響け!ユーフォニアム2』エンディング主題歌の『ヴィヴァーチェ!』をフルで聴くと《同じ夢の途中を歩いていた、ここが青春だよ(作詞:ZAQ)》って歌詞があるやろ」

「でもその少し前では《違う空へ旅立とうとも、ずっと繋がってる》とか、別れも示唆されてるやん」

「だから《ここが青春》なんや。後から振り返ってかけがえない宝物のような刻だったと思える瞬間が詰まった日々……」

「せやな、《あなたと来たんだ》《いつも楽しかった》《響け、遠くの春に》……やからなぁ。ヤバ、涙 出てきた;」


  


「ところで、この[アクトパル宇治]、この来場者150万人達成のあゆみをまとめたパネルによると、開所は平成11年、つまり西暦1999年で、ということはオマエらと同い年やで」

「ぅわ、ホンマや。なんか親近感が増したノ」

「んで、てことは『響け!ユーフォニアム』主人公・久美子ちゃんたちとも同様ということにもなる」

「アニメ版は、あれいちおう2015年度ってことになってるもんな」


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「………じつはワシが『響け!ユーフォニアム』にどっぷりハマってしまった理由のひとつには、高校入学を期に目標へ向けた取り組みをひたむきにおこなう青春の日々が描かれる主人公たちが、愛娘である貴様とちょうど同時期に同学年だったことも大きいのじゃ」

「え゛~、ソレってなんかキモいんですけど;」

「失礼な。これは(子への親としての)愛の告白じゃん」

「いやイヤいや、暖かく見守ってくれるのはありがたいけど、ボクの人生はボクのものなんだから、過剰に感情移入されるのは迷惑です!」

「わ、わかったわかった;」

「それに『響け!ユーフォニアム2』がいかに良アニメだからって、水曜深夜の朝日放送で1回観て、木曜深夜のKBS京都でのオンエアで2回目を観て、さらに終末にネット配信で3回目を観るとか、マジでやりすぎ、意味わからん、キモすぎる、佐倉さんひくわ~」

「いいじゃん、減るもんやなし。……てゆーかミサキよ、この《父》のキモいポイントというのが、貴様にとってはソコなのか???」

「……………そら《お父さんが女の人》ってのは、ウチにとっちゃもう《普通》やからナ」

「ソレを聴くと、ちゃんと親の背中を見て育ってくれてると、安心するワ」

「クッソ……。じゃぁ、まぁそういうことで、そろそろ戻ろうぜ。久御山のイオンモールでいっしょに服を買う約束やろ?」


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「おけ~。でもその前にここの食堂で『響け!ユーフォニアム2』にも登場したカレーを食べて帰ろう」

「ぉお~。気分は合宿だ \(^o^)/」

 BL161103UJIeup2_16.JPG(放送画面より)


◇◇

  

◇◇


夏の旅行2016・伊豆半島に輝く太陽の下につながるキセキを求めて [プチお知らせ/日々の小ネタ]

毎年恒例、佐倉智美・佐倉満咲の親子が行く「夏の母娘男旅」シリーズ

さて、今年はどうするか?


満「『ラブライブ!サンシャイン!!』って沼津のほうなんやっけ?」

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※本記事中に引用のアニメ画像は公式画・放送画面などをキャプチャしたもの

 §参考:『ラブライブ!サンシャイン!!』公式サイト


智「あぁ、あと今年2016年は、ちょうど『夏色キセキ』のDVD最終巻収録の特典映像の、4年後に4人が下田で再会するエピソードのリアルタイムだったりするデ♪」

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 §参考:『夏色キセキ』公式サイト


……………というわけで、協議を始めるやいなや、伊豆方面に行くことに即決してしまいました(^^ゞ

ぃや、ソレじゃもはや「男旅」ではなくて単なる「オタク旅」なんですけど(^^;)
(まぁ行き先選定はオタいですが、基本的には「男旅」的コンセプトは、決して外してはいないつもりです)

とはいえ、このほか『あまんちゅ!』も伊東周辺が主たる舞台ですから、この夏は伊豆が特盛りです。
※さらにテレビドラマ「時をかける少女」2016年実写版も伊豆でロケしているとのこと(主として沼津と下田らしいです。……めっちゃカブってるやん^^;)。
……思えば「時をかける少女」の2006年劇場アニメ版からもう10年なんですねぇ;

しかも関西から静岡県方面へ出かけるにあたっては、静岡でガンダムを見たり伊豆・湯ヶ島でトイレの神様(明徳寺)にお参りしたりした2010年時点ではまったく未開通だった新東名高速道路が2012年に部分開通し、そのときには未開通区間として残されていた豊田東JCT~浜松いなさJCT間も今年2月についに開通したため、旧来に比して非常に便利に快適になっています。

……やはりこれはもぅ今年は伊豆一択でしょう。


ということで、2016年8月某日より出かけてまいりました。


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上述のとおり新東名高速道路は快調で、伊豆半島の入り口にあたる長泉沼津インターチェンジの手前の駿河湾沼津サービスエリアまでつつがなく到達です。

その名のとおりの沼津市街の向こうに広がる駿河湾の眺望。
その先には伊豆半島が横たわっているのも見えます。

長泉沼津インターチェンジを下りた先も現在では自動車専用道路が整備されているので、それに沿って伊豆長岡まで行き、そこから少し西へ向かうのが、『ラブライブ!サンシャイン!!』舞台となる沼津市内浦地区への早道です。


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というわけで、やってきました内浦。
『ラブライブ!サンシャイン!!』第1話などで重要シーンとなっている場所が、まさにソコに!


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桟橋の左手にもアニメ作中で見覚えがある建物が。
奥には三津シーパラダイスの駐車場も。

ちなみに内浦は、閑静な環境における地元の人の生活を脅かすことのないように、各方面から公式に声明も出されていますので、ツーリストとして節度を持ちマナーを厳守するよう留意が必要です(なお浦の星女学院の校地校舎のモデルとなっているのは現地の本物の中学校ですから、この点も、迷惑となるようなことはくれぐれも控えるべきでしょう)。

特に路上駐車などは慎みたいところで、この付近の散策なら、500円払って三津シーパラダイスの駐車場に入れるのが最善でしょう
(理想は三津シーパラダイスの入場料も予算化したい)。
可能であれば公共交通機関利用が推奨されます。


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こちらは主人公・高海千歌の家という設定になっている旅館のモデルとなっているところですね。
ワタシたちの他にも様子を窺うラブライバー多数;


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そして三の浦総合案内所が、ガッツリと「サンシャイン推し」してます(*^^*)
(この案内所に隣接して駐車スペースがありますが、収容台数は限られているので、長時間駐車や、大挙して押しかけるようなことは、やはり避けたい)


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我が娘・満咲も、お気に入りのコンテンツが大きく扱われている様子に、まるで自分がスクールアイドルになったがごとくご満悦の様子。

ちなみにこういう場で見かけるラブライバーのボリュームゾーンとしてはどうしても若い男性が目立ちはしますが、私たちが訪れたときにはちょうど父母と娘2人の家族連れも来ていて、未就学児とおぼしき妹氏がパネルを指差して「千歌ちゃん、千歌ちゃん~(^^)ノ」とカワイイ歓声をあげていました。
…アニメ本編の内容は、いわゆる「女児向け」として制作されているアイカツやプリパラと本質的には何も変わりませんからねぇ。


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なんと地元のバス会社とのコラボ企画のラッピングバスも走っています。
いわゆる痛バス(^^;)


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コラボ企画には「あわしまマリンパーク」も乗っているようで、こちらでは淡島へ渡る船が装飾されて「サンシャイン号」になっています。


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そうして沼津市街地のほうへ戻り、第5話の背景に登場した沼津港の水門施設にして展望台である「びゅうお」を見上げるのでした。

この近くには「沼津みなと新鮮館」などもあり、海産物系のお土産ゲットには好適なスポットです。
飲食店街もあり、美味しい海の幸を味わえます。
かき揚げ丼などがガイドブック情報ではプッシュされていますが、しらす桜エビもこのあたりの自慢の素材。
あと、深海魚天丼なんてのもありましたヨ


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びゅうおからほど近いところには若山牧水記念館があります。教科書で読んだこの詩が好きな人は、訪れる価値あり。
ラブライブには今のところ無関係ですが、読書家だったという設定の花丸ちゃん経由で今後とりあげられる可能性があるかも!?


  


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下田への移動の途中、浄蓮の滝にも立ち寄り。
このへんだけはさしずめ石川さゆりの演歌「天城越え」の聖地巡礼ですネ^^;
滝のこちら側では、清冽な水を活かして伊豆らしく山葵が栽培されたりもしています。
駐車場には伊豆の踊子像もあったり。


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そして天城トンネルも越えて、河津のループ橋もぐるぐる下りて、突き当たった海を左手にさらに走ること小一時間、ついにやってきました『夏色キセキ』の地・下田!
(2010年の伊豆方面旅行では海に突き当たってからは左折して伊東方面にまわっていた)


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開国の港・下田ということで、黒船を模した観光船が有名。


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腹ごしらえは下田バーガー
伊豆の海の幸・金目鯛のフライを挟んだ、1000円という値段を裏切らない味とボリューム。
『夏色キセキ』作中でも第7話で凛子といっしょに優香が平らげる様子が描かれるなどしていました。

予算と食事機会に余裕があれば金目鯛は和食の店で煮付けも食べておきたいですが、当然のごとく沼津同様に下田も海の幸全般が豊富なので、今般の旅程であれば他を削っても食の予算と機会は相応にプランに入れておくのがよいかも。


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道の駅から移動して、今度は伊豆急行の下田駅前です。
ここもまた『夏色キセキ』作中で複数回登場したのが思い出されます。
放送当時は伊豆急行と夏色キセキのコラボ企画がいろいろあったはずですが、さすがに4年後の現在はその痕跡は見つけられませんでした。
ただ今年の伊豆急は『あまんちゅ!』の伊東が沿線であるため各種コラボ企画を実施するようですが、ノウハウは引き継がれているのかもしれません。


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そして4人のたまり場でもあった下田駅前ローソン
まさに『夏色キセキ』を象徴する場所です。


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放送当時はローソンもコラボ企画に参加していて、その際のクリアファイルがそのまま作中の往時を偲ばせるものになっていますね。


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さらに『夏色キセキ』の物語の鍵を握っていた「御石様」が境内にあり凛子の家でもあるという設定の神社の、建物のモデルである八幡神社(所在地は異なる)。
実際には「御石様」はここにはありませんが、それでも境内には涼やかな風が渡り、何かを見守る神秘的な空気が漂っていました。

なお奉納されている絵馬には夏色キセキコラボ版公式痛絵馬が健在。
祈願されている内容は個人情報なので仔細には紹介できませんが、アニメ2期を切望するものや(1期の物語がすでに続編はないような形でまとまっていることもあり難しいのが現実でしょうが、「夏色キセキ!サンシャイン!!」みたいな形の新シリーズならワンチャンあるのかも!? 主演メンバーに事務所の後輩にあたる TrySail の3人を配するとか??)、中には「優香と凛子が結婚できますように!」みたいなものも(*^^*)
……大丈夫ですヨ。4人が18歳になる年度であるこの2016年、国内でも同性パートナーシップ制度を導入する自治体が現れてますから!(ただし下田市ではまだ;)


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こちらは下田海中水族館
あの第4話の「入れ替わりデート」の現場ですね。
予算が潤沢なら入場料も払うべきですが、そうでなくてもこのエントランス広場で亀は見れます。イルカショーも遠目になんとなく雰囲気は味わえます。およびミュージアムショップとレストランも利用可能。


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コレはもしかして……!?


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そうしてペリーロードにも少しずつ夏の陽が傾いていく下田の街並み。
アニメで見たエピソードの背景を目のあたりにすることで、物語と現実を一体的に認識できるのが「聖地巡礼」の醍醐味ですね。


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ただ、ひとつ残念だったのは、アニメでも複数回登場した、こちら「ハリスの足湯」が諸般の事情により廃止・閉鎖されていたこと。
※しかもハリスの足湯の前で掲示を見てソレを知り呆然とするワタシたちの写真はスマホのカメラアプリのバグにより消失という追い打ちが(;゚Д゚)


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よって、ハリスの足湯でのオープニングのこのカットをはじめとする4人の追体験は未達成に終わってしまいました(OPのほか第7話で夏海と紗季の会話の場でもあったり)。
……やはり4年の間にはこの町も少しずつ変わっていくのですね…。


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かくして、ペリー上陸の地点から開国の港・下田を顧みつつ、そんな伊豆の地に紡がれる少女たちのキセキをめぐる旅に、多感なお年頃まっただ中の我が娘・満咲さんも、何やら胸に去来するものがあったようです。

思えば、かの4人とはちょうど1歳下にあたる満咲さんが『夏色キセキ』を観たのは中1のときで、それから4年たち高2になった今、自らの将来を見据えながら、さまざまな出会いと別れを現在進行形で経るなか、思うところが少なくないことは想像に難くありません。


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きっと少女たちが駈けた軌跡の先に、また新たなる奇跡の物語が連なる未来は、絶えることがないのでしょう。


  

  


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……そんなわけで、お土産を開梱すると、結果的にはサンシャイン商法に見事にハマっていたとゆー;




湖国春陽・4月の琵琶湖畔 [プチお知らせ/日々の小ネタ]

前記事にあるような2016年4月下旬の滋賀県行脚にともない、大津で琵琶湖を眺めて一息つく機会がありました。

初夏の訪れを予感させる穏やかな陽気の中で、ここちよい風を感じられる湖畔のひとときでした。

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2月の大津市教育委員会での講師の仕事の際には未達成だった、京阪電車がアニメ『響け!ユーフォニアム』とのコラボ企画として実施しているラッピングトレイン、いわば「響けユーフォニアム号」の捕捉にも成功しました(*^^*)ノ

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 →「京阪電車×響け!ユーフォニアム」特設ページ
http://www.keihan.co.jp/traffic/specialtrain-goods/euphonium/

 →当ブログ内「響け!ユーフォニアム」関連代表記事
http://est-tomorine3908.blog.so-net.ne.jp/2015-10-13_real2015autumn


アニメ『響け!ユーフォニアム』は現在テレビシリーズの第1期を再構成した劇場版が好評公開中で、秋にはテレビシリーズ第2期も始まるということで、京阪電車のコラボ企画もしばらくは継続するのではないでしょうか。


  




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